学術情報出版方針

 

高等研の学術出版

 

財団法人国際高等研究所(以下、高等研と略)は、科学技術の発展に伴う人類社会の問題を解決するため、既存の学問領域を超えた「人の心」、「自然と数理」、「生命」、「社会」にまたがる多面的な研究をおこなっています。

高等研は学際的で従来の学問領域を超えるテーマを扱うことが多く、またその研究は長期にわたる傾向があります。そこで高等研は研究を一定期間で区切りその間の研究をまとめて発信することが有益であると考えています。さらに高等研は常勤の研究者を持たないために外部の研究者の協力をえて高等研の研究活動を高等研の名で外部に提供することが必要です。その課題に応えるべく高等研はその研究情報を主体的に集積しまた外部に発信する学術出版情報機能を高等研内に持ち、研究成果等の情報を出版を通じて発信しています。

高等研の知的財産ポリシー

 

高等研はその研究活動から生ずる著作権は研究者個人に帰属することにしています。したがって高等研はその研究成果を著作権者である研究者の同意を得て出版します。

高等研の学術出版:高等研選書と高等研報告書

 

高等研が研究成果を編集し外部に提供することはつぎの点で必要でありまた意味があります。高等研の研究が利用されるためには出版が適切な方法であることはいうまでもありませんが、昨今の出版状況は研究者にとって厳しいものとなっています。それ以上に学術研究の発展のために研究機関がその研究成果を自由に発表する場を確保する必要性が高まっています。

このように、高等研の学術出版の目的は研究機関による研究発信にあるので、高等研はその研究成果が内外の出版社から出版されることを推奨するものです。

高等研の学術出版には研究成果をまとめた「高等研報告書」と学問の世界を広く世に伝える「高等研選書」があります。「高等研選書」は高等研が主催する講演・シンポジウム・フォーラム等を収録・編集しているものでその刊行は不定期です。高等研の研究は、分野の異なる専門化が参加する研究共同体が数年間取り組んだ研究の成果を出版物にまとめたものが「高等研報告書」です。