研究事業方針
国際高等研究所は、これまでの研究実績に立脚して、既成の学問区分を超えたコミュニティの展開およびインフラストラクチャ構築の両面の研究を行い、それらを連結して、近未来社会の諸課題の解決に資するとともに、他の研究組織での研究推進に利用されるモデルを提示することを目的として、本年度から、総合課題「近未来社会の課題解決のための研究共同体活動の展開」を実施しています。
基本方針
- 既成組織を超えた研究共同体(research community)活動の展開。
- 産官学の研究参加者の合意で成立し、その中では研究の自由が保証され、
学問各分野からの英知を糾合するcross-disciplinaryな研究活動 - 学術情報の創出・管理・提供、知的財産管理、人材養成などの学術情報基盤システムの創出
- これらを連結した統合システム(integrated systems)の構築と外部への発信
研究事業内容
| 研究プロジェクト | 2009年度は、「物質と光」「文化と社会」「心と脳」「生命」「自然と環境」の各研究対象において、前年度からの継続13プロジェクト(第4年次3、第3年次6、第2年次4)に加え、新規8プロジェクトをスタートすることとし、計21プロジェクトを推進しています。 |
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| 研究者招へい | 本研究所は、国内外の様々な研究分野の研究者が高等研において相互に交流し、新しい学術の萌芽など研究の活性化を目的として、研究者招へい事業を実施しています。 上級研究員(IIAS Senior Researcher)や招へい研究者(IIAS Researcher)は、自らの研究を進めるとともに他の研究者との研究交流を通じて、高等研の研究活動を推進しています。 高等研フェロー(IIAS Fellow)は、毎年10名程度の優れた研究者を国内外から招き、1年以内の期限で研究室と研究費を提供して自由な研究活動を行なうもので、滞在期間中、自らの研究を行うとともに研究会などを開催します。 |
| 国際フォーラム |
国際フォーラムは、本研究所の研究事業と関連の深いテーマについて、国内外の研究者や研究機関と協力して開催しています。
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| 専門的人材育成 |
専門的人材育成事業は、本研究所の研究事業に関連する、既存の大学院等では行えない新学問領域において、中核的な役割を担う研究者の養成を目的としています。現在までの事業は大別して二つのタイプに分かれ、一つは若手研究者集団をつくることを目的とした合宿型ワークショップ・タイプ、もう一つは年間を通じてサポートする研究員型です。
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| 民間資金 による研究 |
「本研究所の研究プロジェクトは、財団資金に加え、科学研究費補助金を主な財源としていますが、厳しい経済環境下における研究活動費の確保は重要な課題であり、種々の研究種目への申請や他の助成団体へのプロジェクト申請を行なうなど、外部資金導入に努めています。 |
| 覚書等に基づく 共同研究 |
国内外の大学や学術研究機関等と学術交流・共同研究の覚書を締結し、研究交流の推進に努めています。 |
| 研究成果の取り まとめと高等研 報告書の出版 |
前年度に研究活動を終了した研究プロジェクトの研究成果を総括するため、研究期間終了翌年一年間に限って研究成果の取りまとめの会合を開催しています。その会合は、研究代表者を中心としたコア・メンバーで研究成果の取りまとめを行い、その成果の報告資料が所長会議に報告されます。 所長会議で出版可否の審議がなされたのち、「高等研報告書」として出版され、研究機関や社会に広く公表されます。 |
