プロジェクトの概要
| 研究プロジェクト | アジア・デザイン・エンサイクロペディアの構築 |
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| 実施期間 | 2010~2012年度(第1年次) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 研究代表者 | 藤田 治彦 大阪大学大学院文学研究科教授 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 研究目的要旨 | 21世紀の世界の生産拠点であり、最大の消費地でもあるアジア地域は、工芸や生活文化など、長く豊かで、自然と調和的なデザインの伝統を有するにもかかわらず、その真価を域外から十分認められず、域内での認識や相互理解も不足している。内外の理解が深まり、広がることによって、アジアのデザインには世界的貢献が可能だが、短期的視点でのみ注目され、長期的観点からの文化的理解はまだ浅い。このような状況の克服を目指し、アジアのデザインを総合的に捉えた『Asian Design Encyclopedia』(仮称・英文)を企画し、その実現を助ける国際研究会を連続開催する。アジアの専門家が、各国のデザインの歴史と現状について分析と報告を行い、意見交換を通じて、エンサイクロペディアのありかたを検討する。研究報告書「アジアのデザイン-伝統と革新-」(仮称)の執筆と編集の過程を通じて、共通の理解を形成するとともに、次世代の育成にもつなげる。 |
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| 研究目的 | ① 背景:
「アジアは世界の生産の拠点であり、最大規模の消費地でもある。アジアの生産と消費の動向は人類社会全体に大きな影響を及ぼす。しかし、デザインのリーダーシップを握っているのは非アジア、西洋文化圏であり、アジアの人々は、工業製品等のハード面でも、ネットワークなどのソフト面でも、そのデザインにおいては欧米に依存している。アジアは大量に生産し、消費しているが、その多くはアジアの外でデザインされたものである。 ② 必要性:アジアには工芸などの専門技術や自然と調和した日常生活など、すぐれたデザインの伝統があるにもかかわらず、上記のような背景において、その良さを十分発揮できていない。アジアのデザインの歴史と現状についてアジアの人々が相互に理解し、非アジア人が認識を新たにすることは、人類社会全体にとって重要である。アジアのデザインについて、断片的ではなく、総合的な理解が必要である。そのために『Asian Design Encyclopedia』(仮称)をつくる必要性は高い。結果としてのエンサイクロペディアはもちろんのこと、その企画を進め、分担執筆し、編集する過程も、その理解の向上に貢献するだろう。この研究を通じて、デザインを、実務としてだけでなく、文化として考える、アジアの若い研究者の発掘や育成に努める。いま、建築を含めて、デザインの分野では研究の国際化が急速に進んでおり、アジアの若い世代が欧米の教育研究機関で活躍を始めている。そのような若手研究者も本プロジェクトとそれがサポートする『Asian Design Encyclopedia』の中心的メンバーに加えることによって、文化としてのデザイン研究の国境を越え、既存の領域を超える学問研究の「芽」とし、その研究を国際的に発信する日本国内やアジア圏内の「芽」の育成にも役立てる。また、日本とアジアは、世界的生産の拠点ではあっても、情報発信の拠点ではありえていない。本プロジェクトでは、電子出版を含む、多くのデザイン関連出版企画を手掛けてきた海外のエディターを参加研究者に加えることによって、学術研究と情報発信とをつなぐ「芽」の育成を世界的視野において試みる。 ③ 方針:研究期間において、アジア各国・各地域のデザインの特性の研究と、世界の関連エンサイクロペディアの研究を平行して進め、『Asian Design Encyclopedia』の骨格を明らかにする。そのために、以下のような方針で研究を進める。
研究の総括として、研究報告書「Traditions and Innovations in Asian Design- Continuity and Discontinuity-(アジアのデザイン-伝統と革新-)」(仮称)を刊行する。同報告書は、それ自体の価値を持つと同時に、『Asian Design Encyclopedia』(仮称)実現への足固めとなる。 |
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| キーワード | アジア、デザイン、エンサイクロペディア、連続性、非連続性 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 参加研究者リスト(15名) |
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| 2010年度 研究活動予定 |
① 研究会開催予定: 2011-12年度も概略決定
話題提供者としては以下の18名を候補とし、2010年度においては、そのなかから6名(海外5名)を予定している(追加変更される場合がある)。
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| 研究成果報告書 の出版 |
2013年12月出版予定 |
