• 高等研報告書
  • 国際高等研究所てどんなところ?

第1回 けいはんな「エジソンの会」

開催概要

AIの最新動向や知識をシェアする

講師
  • 長尾 真

    長尾 真
    国際高等研究所所長
  • 金出 武雄

    金出 武雄
    カーネギーメロン大学ワイタカー記念全学教授
開催日時 2016年6月21日(火)13:30~19:30
開催場所 公益財団法人 国際高等研究所 レクチャーホール
概要 今回で3度目となるAIブームにおいて、過去2度の波と今回のブームとでは何がどのように異なるのか、AIに関する最新の動向を理解することを通して、パラダイムが何故大きく変わろうとしているのか、AIを巡る世界の概観を掴む。
配布資料
講師:長尾真 「これからの人工知能」
PDF [436 KB]
講師:金出武雄 「実世界システムとしての人工知能」
PDF [711 KB]

タイムテーブル

13:30〜13:55
「エジソンの会」の趣旨説明岡橋誠 国際高等研究所 専務理事
13:35〜14:55
講演長尾真  国際高等研究所 所長
15:05〜16:25
講演金出武雄 カーネギーメロン大学 教授
16:35〜17:55
インタラクティブ・セッション
18:00〜19:30
懇親会(高等研内「コミュニティ・ホール」にて開催)

当日の様子

「エジソンの会」が当面の目標とする「けいはんな学研都市で連携する AIテーマで2020年までに結果を出す」ことに向けて、AIの最新動向や知識をシェアするという趣旨の下、インタラクティブなセッションを実施しました。「エジソンの会」において、理研などの国研、大学を中核に置き、けいはんな学研都市の立地機関や社会との連携の接点とすることに対する大きな期待が寄せられました。

趣旨説明「「エジソンの会」の目指すところ」

岡橋誠 国際高等研究所 専務理事

当面のところでは、AIの最新動向や知識をシェアするとともに、AIのもたらす社会への影響を考え、その指針を確立する。将来に向けては、立地機関の連携によるシナジーで2020年までに結果を出す。理研等と協働し、研究・開発・社会実装の連携モデルを構築することにより、けいはんな学研都市のコアとなる科学技術ドメインを確立し、「けいはんなと言えばAI」と世界中から認知される街づくりの中心的役割を果たしたい

講演①「これからの人工知能」

長尾真 国際高等研究所 所長

これからの人工知能へのアプローチでは、Man-Machine Interfaceの新たな展開として、機械・装置を人間的なものにする、機械と人との関係を人と人との関係に近づける、人が知ったり学んだりするように機械にもその機能を持たせるといった、ハード/ソフト両面からのアプローチ、更には人の感情分析が大切となる。そのとき、人文社会学・倫理学的観点から人工知能を制御してゆくことが必要である。

講演②「実世界システムとしての人工知能」

金出武雄 カーネギーメロン大学 教授

人工知能における知能の定義とは、特に定義せず、「問題解決、視覚・音声・言語理解、計画、ゲームなど、人間と“同じような”あるいはそれ以上の“いわゆる知的”活動能力」くらいにしておくほうが有用である。今後のAI研究は、具体的に「役に立つ」問題に絞り、人工知能の専門家のみならず、学際的でトランスサイエンスな取り組みが求められる。
技術的な誇張と感情的な拒絶を克服し、成果は技術進歩に裏付けられた、小さいモノで良いから出口を見据えた、スローガンを超えた生活に役立つ研究を追い求めたい。

[インタラクティブ・セッション]

高等研の岡橋専務をファシリテイターとして、ご講演いただいた金出先生、長尾所長の対談や会場からの質疑応答を含む活発な意見交換が為された。主な内容はAIの活用方法、AIと人間の関係、AIの限界などに関するものでした。

参加いただいた方と金出先生、長尾所長との名刺交換や参加者同士の名刺交換が活発に行われました。

○新聞雑誌等への掲載実績
6 月25 日 朝日新聞
6 月23 日 奈良新聞
6 月22 日 日刊工業新聞
6 月22 日 京都新聞

最新に戻る