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けいはんな「エジソンの会」

けいはんな学研都市が標榜する「立地機関間の連携とそれによる成果の創出」を促進するため、国際高等研究所が知的ハブとしての役割を果たし、立地機関の研究者や技術者を中心にあらゆる人が出入り自由なコミュニティの形成と、この街ならではの基幹技術・基幹産業の確立を目指して、2016年6月21日に、けいはんな「エジソンの会」を発足しました。

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概要

「エジソンの会」は設立以来AIの最新動向や知識の共有、国の研究機関や大学での研究開発成果、先進企業の取り組み、人文科学面からの考察等、参加機関に対し、知識の幅を広げるための取り組みを実施してきました。
2017年度は、AIについて具体的な出口を見据えた研究開発を実践するために必要な内容を掘り下げて提案していくことに主眼を置き、研究機関や企業に属する様々な立場にある方々が、自らAIを中心としたテクノロジーを活用し、具体的な製品、サービスを生み出すことができるようになるためのテーマ設定をしていきます。
具体的にはAIとそれを取り巻く技術の最新動向を掘り下げて解説する「テクノロジー」編と、様々な分野におけるAIを駆使した最先端のソリューションやAIの活用に係る課題を扱う「システム・社会」編から、テーマを厳選してお届けします。AIを中心とした新たなテクノロジーがどのように活かされ、どのように新たなエコシステムが切り拓かれるのか、様々な分野の研究者や企業の皆様にも大いに参考にしていただけるものと期待しています。

さらに「エジソンの会」は長期的な視点のもと、けいはんな学研都市の核となる科学技術を確立するとともに、けいはんな学研都市に集結した研究機関や企業が、連携による相乗効果を発揮することで、より高い価値を生み出し続けられるサイエンスシティづくりを目指します。核となる科学技術と産業の領域が育まれることにより、人、モノ、カネ、情報が自ずと集まる都市の新たな持続可能モデルを確立したい考えです。
「エジソンの会」の企画・運営は国立研究機関、大学及び企業から構成される企画運営委員会が行い、自治体を中心とするオブザーバーからの支援を受けて展開しています。

企画運営委員会

  • 国立研究開発法人理化学研究所
  • 国立研究開発法人産業技術総合研究所
  • 情報通信研究機構ユニバーサルコミュニケーション研究所
  • 国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学
  • 国立大学法人滋賀大学
  • 京都情報大学院大学
  • 西日本電信電話株式会社
  • サントリーホールディングス株式会社
  • パナソニック株式会社
  • 株式会社島津製作所
  • 京セラ株式会社
  • オムロン株式会社
  • 株式会社国際電気通信基礎技術研究所
  • 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
  • 日本電産株式会社
  • 公益財団法人国際高等研究所

(順不同、16機関)

オブザーバー

  • 京都府
  • 奈良県
  • 木津川市
  • 奈良市
  • 精華町
  • 国立国会図書館
  • 公益財団法人関西文化学術研究都市推進機構
  • 公益社団法人関西経済連合会
  • 公益財団法人京都産業21

(順不同、9機関)

2017年1月25日時点

開催概要

第15回
けいはんな「エジソンの会」

AIやIoTによる社会インフラの維持管理について

講師
  • 藤野 陽三
    横浜国立大学 先端科学高等研究院上席特別教授
    内閣府SIP「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」プログラムディレクター
  • 村川 正宏
    産業技術総合研究所 人工知能研究センター人工知能応用研究チーム長
    (兼)筑波大学 システム情報系 教授(連携大学院)
  • 湯田 晋也
    株式会社日立製作所 研究開発グループ
    制御イノベーションセンタスマートシステム研究部部長
開催日時 2017年10月31日(火)
開催場所 公益財団法人 国際高等研究所 レクチャーホールアクセスマップ
参加費 5,000円/人
定員 50名
概要 社会インフラは経済を支える基盤ですが、老朽化が進み、事故リスクが顕在化している状況にあり、経済への甚大な影響を防ぐためのインフラ維持管理と新たな技術開発の必要性が高まっています。メンテナンスレジリエンスは、生産設備、道路、鉄道、空港、橋梁、堤防、ダム、上下水道、トンネルなどの社会インフラを維持管理して保全することで、トラブルやリスクにあらかじめ備え対応していこうとするものです。社会インフラの異常検知のための点検作業を自動化・無人化して、飛躍的な効率向上を目指すものであり、AIやIoTの高度な活用なくしては、もはや時間的にもコスト的にも社会インフラを良好に維持していくことはできなくなってきています。

第15回会合では、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)で、「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」のプログラムディレクターを務めておられる藤野先生より、政府の課題認識と日本としての統合的な取り組みの状況についてご紹介頂きます。
産総研の村川先生には、人工知能研究の立場から、社会インフラ保守支援に関わる人工知能の適用範囲とそれを支える最先端技術及び今後の展望についてご説明頂きます。
また、日立製作所の湯田氏からは、保守サービスのデジタル化によるビジネス変革と保全分野への応用について、様々な導入事例を通してご説明頂きます。

メンテナンスレジリエンスにおける先進事例と今後の展望に触れていただくことによって、AIを中心とした新たなテクノロジーがどのように活かされ、日本の安全安心な社会インフラが維持確立されていくのか、分野を超えた研究者・技術者、企業の様々な立場の皆様にも大いに参考にしていただけるものと期待しています。

プログラム

13:30-14:10
「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術における日本政府の取り組み」藤野 陽三 横浜国立大学 先端科学高等研究院 上席特別教授
内閣府SIP「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」プログラムディレクター
14:10-15:10
「データ駆動型異常検知技術によるインフラ診断支援」村川 正宏 産業技術総合研究所 人工知能研究センター人工知能応用研究チーム長(兼)筑波大学 システム情報系 教授(連携大学院) 
15:20-16:20
「保全サービスのデジタル化についての取り組み」湯田 晋也 株式会社日立製作所 研究開発グループ
制御イノベーションセンタ スマートシステム研究部部長
16:30-17:50 
インタラクティブ・セッション
18:00-19:30 
懇親会
主催者による記録・広報等のため、本イベントの写真撮影・録画・録音、オンライン配信、ソーシャルメディア配信等を行う場合がございますので、予めご了承ください。

過去に開催されたけいはんな「エジソンの会」

第15回

AIやIoTによる社会インフラの維持管理について

  • 日時:
  • 講師:
2017年10月31日(火)
藤野 陽三
横浜国立大学 先端科学高等研究院上席特別教授
内閣府SIP「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」プログラムディレクター
村川 正宏
産業技術総合研究所 人工知能研究センター人工知能応用研究チーム長
(兼)筑波大学 システム情報系 教授(連携大学院)
湯田 晋也
株式会社日立製作所 研究開発グループ
制御イノベーションセンタスマートシステム研究部部長
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第14回

VR(仮想現実)/AR(拡張現実)について

  • 日時:
  • 講師:
2017年9月21日(木 )13:30~ 19:30
廣瀬 通孝
東京大学大学院情報理工学系研究科 教授
榊原 彰
日本マイクロソフト株式会社 執行役員 最高技術責任者(CTO)
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第13回

インテリジェント農業について

  • 日時:
  • 講師:
2017年8月29日(火) 13:30~19:30
井熊 均
株式会社日本総合研究所 専務執行役員
若林 毅
富士通株式会社 イノベーティブIoT事業本部 Akisai事業部 エキスパート
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第12回

自動走行システムについて

  • 日時:
  • 講師:
2017年7月24日(月) 13:30~19:30
有本 建男
国際高等研究所副所長、政策研究大学院大学 教授
葛巻 清吾
内閣府SIP自動走行システム プログラムディレクター
トヨタ自動車株式会社 先進技術開発カンパニー 常務理事
上條 俊介
東京大学 情報学環 准教授
古屋 輝夫
理化学研究所 理事長室長
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第11回

アフェクティブ・コンピューティングについて

  • 日時:
  • 講師:
2017年6月21日(水) 13:30~19:30
渡邊 克巳
早稲田大学 理工学術院基幹理工学部表現工学科 教授
池谷 浩二
株式会社シーエーシー 取締役 業務担当執行役員
イノベーションカンパニー長
下地 貴明
スマートメディカル株式会社 取締役ICT事業本部長
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第10回

Industrie 4.0と日本のとるべき戦略について

  • 日時:
  • 講師:
2017年5月30日(火) 13:30~19:30
神澤 太郎
シーメンス株式会社プロセスオートメーション部部長
小川 紘一
東京大学政策ビジョン研究センターシニアリサーチャー
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第9回

サイバーフィジカルシステムについて

  • 日時:
  • 講師:
2017年4月25日(火) 13:30~19:30
喜連川 優
国立情報学研究所所長
東京大学生産技術研究所 教授
萩田 紀博
株式会社国際電気通信基礎技術研究所 フェロー
知能ロボティクス研究所所長
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第8回

AIの普及に伴う社会の課題

  • 日時:
  • 講師:
2017年3月28日(火) 13:30~19:30
須藤 修
東京大学大学院情報学環教授
中村 桂子
JT生命誌研究館長
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第7回

仮説検証型社会からデーター駆動型社会への構造変化を促進するAI

  • 日時:
  • 講師:
2017年2月14日(火) 13:30~19:30
北野 宏明
ソニーコンピューターサイエンス研究所
代表取締役社長
齊藤 元章
株式会社PEZY Computing 代表取締役社長
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第6回

AIがもたらす産業構造の変化と自動運転技術

  • 日時:
  • 講師:
2017年1月25日(水)13:30~19:30
関 啓一郎
総務省近畿総合通信局長
谷口 恒
株式会社ZMP代表取締役社長
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第5回

AI先進企業での具体的な活用と今後の展開に対する理解を深める

  • 日時:
  • 講師:
2016年11月2日(水)13:30~19:30
鈴木 清幸
株式会社アドバンスト・メディア代表取締役会長兼社長
澤 博史、他
データセクション株式会社 代表取締役社長
向井 永浩、他
株式会社 Nextremer CEO
武田 秀樹
株式会社 FRONTEO 取締役最高技術責任者 行動情報科学研究所 所長
丸山 宏
株式会社 Preferred Networks 最高戦略責任者
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第4回

産総研におけるAIへの取り組み及び自然言語認識の現状と課題を理解する

  • 日時:
  • 講師:
2016年10月3日(月)13:30~19:30
辻井 潤一
産業技術総合研究所人工知能研究センター センター長
乾 健太郎
東北大学大学院情報科学研究科教授
関根 聡
ニューヨーク大学准教授
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第3回

AIにおけるIBMの最新技術動向と先端適用事例紹介

  • 日時:
  • 講師:
2016年8月29日(月)13:30~19:30
久世 和資
日本IBM 執行役員 研究開発担当
高木 啓伸
IBM東京基礎研究所
山道 新太郎
IBM東京基礎研究所 サイエンス&テクノロジー担当
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第2回

理研などの国研や大学とそれぞれの研究開発成果をつなぐ

  • 日時:
  • 講師:
2016年7月22日(金)13:30~19:30
杉山 将
理化学研究所革新知能統合研究センター長
竹村 彰通
滋賀大学データサイエンス教育研究センター長
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第1回

AIの最新動向や知識をシェアする

  • 日時:
  • 講師:
2016年6月21日(火)13:30~19:30
長尾 真
国際高等研究所所長
金出 武雄
カーネギーメロン大学ワイタカー記念全学教授
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