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地球環境問題の解決に向けて第10回KYOTO地球環境殿堂入り者と共同メッセージを発表しました。

2019年2月9日、「京都議定書」誕生の場である京都国際会館メインホールにて、世界で地球環境の保全に多大な貢献をされた方々の功績を称える第10回「KYOTO地球環境の殿堂」表彰式が行われました。表彰式に先立ち、受賞者のクリスティアナ・フィゲレス氏、山折哲雄氏、エゴ・レモス氏と国際高等研究所の松本紘所長が、山下晃正京都府副知事、阿部健一教授(総合地球環境学研究所)、佐和隆光副所長の立ち合いのもと、地球環境問題の解決に向けての共同メッセージを発表いたしました。

2015年度から実施した「人類生存の持続可能性~2100年価値軸の創造~」研究会では、資源の有限性の下での経済発展という概念を越えて、人類生存を担保する持続可能な社会の構築へ向けての方策について検討して参りました。欧米先進諸国に比べて、ここ日本においては、地球環境問題への関心が薄れつつある昨今、”think globally, act locally”というメッセージを改めて想起し、地球環境の保全への一人ひとりの小さな貢献の積み重ねがあってはじめて、”let thousands flowers bloom” すなわち地球環境の保全がかなえられることを、国際高等研究所は強く訴えてゆく所存です。
のみならず国際高等研究所は、21世紀の世界が抱える諸課題について学際的な観点から探究し、その成果を世に問い、人びとの知的関心を喚起し、持続可能で豊かな世界の実現に貢献してまいります。

地球環境問題解決に向けた京都メッセージはこちら

[殿堂入り者と共にメッセージの確認と署名] 




[京都国際会館 茶室「宝松庵」にて]