京都スマートシティエキスポ2021
国際高等研究所パネルディスカッション
「日本文化創出を考える」研究会
文化首都としての京都を考える
~未来社会Society 5.0に先行するスマートシティの文化基盤とは~
国際高等研究所パネルディスカッション
「日本文化創出を考える」研究会
文化首都としての京都を考える
~未来社会Society 5.0に先行するスマートシティの文化基盤とは~
- 日 時
- 2021年11月12日(金)12:45 〜 13:45 オンライン配信
(11月13日~12月末 オンデマンド配信) - 参加費
- 無料
- お申込み方法
-
京都スマートシティエキスポ2021 ウェブサイトよりご登録ください。
https://expo.smartcity.kyoto
プログラム
- 開催概要
-
『文化首都としての京都を考える ~未来社会Society 5.0に先行するスマートシティの文化基盤とは~』
「文化」の名を冠せた「けいはんな学研都市」に創設された(公財)国際高等研究所では、2017年度以来「日本文化創出を考える」研究会を継続的に開催し、日本文化とは何か、という思想的な探求を進めつつ、「日本固有の伝統文化」と「先端科学技術」の融合を通して新たな文化活用力を生み出す方策について議論して参りました。昨年度の京都スマートシティエキスポでの公開討論『世界に発信する日本の文化力 ~ニューノーマル時代の基盤構築に向けて~』に引き続いて、今年度は『文化首都としての京都を考える』と題したパネルディスカッションを行います。
江戸時代から第二次大戦まで日本には3つの中心がありました。政治の中心としての江戸(東京)、経済の中心としての大阪、文化の中心としての京都です。京都には多くの文化遺産があり、日本文化のミュージアムとなっています。われわれの眼の前で西陣織の織物が織られ、清水焼の陶器が焼かれ、優美な蒔絵の施された京漆器が作られており、まさにわれわれは文化創造の過程に立ち会うことができるのです。このような文化首都としての魅力を持つ京都を、単に文化を消極的に鑑賞する場としてではなく、積極的に文化を創造する場として捉え、自然・歴史・先端技術・文学・芸術・宗教・生活スタイルなどの様々な側面から考えていきます。
- 12:45 ~ 13:45
-
西本 清一研究代表者
京都高度技術研究所理事長、京都市産業技術研究所理事長
京都大学名誉教授
1975年京都大学大学院工学研究科博士課程修了、工学部助教授、大学院工学研究科教授を経て、2006年~2008年 京都大学工学部長・大学院工学研究科長、2012年京都大学名誉教授。 2012年(公財)京都高度技術研究所理事長、2014年(地独)京都市産業技術研究所理事長。内田 由紀子研究会メンバー
京都大学こころの未来研究センター教授
京都大学 こころの未来研究センター教授・副センター長。専門は社会心理学・文化心理学。特に幸福感や対人理解、対人関係について研究。京都大学教育学部教育心理学科卒業、同大学院人間・環境学研究科博士課程修了。ミシガン大学、スタンフォード大学などの客員研究員を経て、08年こころの未来研究センターへ。19年より現職、スタンフォード大学行動科学先端研究センターフェロー。10〜13年内閣府の「幸福度に関する研究会」委員を務める。熊谷 誠慈研究会メンバー
京都大学こころの未来研究センター准教授
1980年広島市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士。京都大学白眉センター助教、京都女子大学専任講師を経て、2013年4月より京都大学こころの未来研究センター特定准教授。2017年4月より同センター上廣寄付研究部門長。2020年4月より同センター准教授。2018年、ウィーン大学ヌマタ教授兼任。専門は仏教哲学(インド・チベット・ブータン)およびボン教研究。高橋 義人研究会メンバー
平安女学院大学特任教授、京都大学名誉教授
1973年慶應義塾大学大学院文学研究科独文学専攻単位取得。1972年慶應大学文学部独文学科助手、1976年京都大学教養部助教授を経て、1992~2008年京都大学大学院人間・環境学研究科教授、2008~2009年京都大学大学院人間・環境学研究科 学際教育研究部長、2009年~現在 平安女学院大学国際観光学部特任教授。国際ゲーテ協会元理事、国際異文化交流独文学会前副会長。徳丸 吉彦研究会メンバー
お茶の水女子大学名誉教授、聖徳大学名誉教授
東京生まれ。美学と音楽学を東京大学とラヴァール大学(カナダ)で学ぶ。お茶の水女子大学(モントリオール大学・カリフォルニア大学ロサンゼルス校客員教授)・放送大学を経て、現在はお茶の水女子大学名誉教授・聖徳大学名誉教授(音楽学)。国際交流基金のプロジェクト『アジア伝統芸能の交流』の監修者の一人。最近の日本語の著作:『音楽とは何か:理論と現場の間から』(岩波書店、2008);『ミュージックスとの付き合い方:民族音楽学の拡がり』(左右社、2016);『ものがたり日本音楽史』(岩波書店、2019)。
日本文化創出を考える
研究会の詳細はこちら