01基本理念
人類の未来と幸福のために、
何を研究すべきかを研究する。
地球社会が直面する、
多くの困難に向けて
私たち人類は今、様々な要因で持続的生存が脅かされる諸課題に直面しています。
将来の世代の人たちは、今まで通りの生き方、価値観で、この地球上に生存し続けられているでしょうか。国際高等研究所は、「人類の未来と幸福のために、何を研究すべきかを研究する」ことを基本理念に、地球社会が直面する困難にどのように対処するのか、そして21世紀にあるべき文化・科学・技術はどのような姿なのか、これらの諸課題に対する根源的な研究を行っています。
02ミッション
社会に問いかける力
日本から、高等研から世界へ、
「気づき」を発信する。
今、人類社会は効率や発展のみを追求するといった考え方から、「人類の平和的・持続的共存」という考え方への転換の分岐点にあります。
国際高等研究所の使命は、人類の未来と幸福のために、どこかで誰かが考えなければならない根源的な課題を探求し、発見し、それを「気づき」として世界に問いかけることです。
そして議論を深め、解決のための新たな道筋を明らかにしていく中核的な役割を果たします。
03研究活動
響き合う
国や組織、分野を超えた、
コラボレーションを展開。
国際高等研究所は設立以来、持続可能社会の実現に向けた様々な研究活動を活発に実施しています。
国や組織、分野を超えて、研究者たちが交わり、自由な雰囲気と意志のもとで議論を深め、思考が響き合い、そこから文化・社会・経済の新しい方向性を見出し実践する研究活動を続けています。
04交流活動
つながる
最先端の英知が集まり、
つながり、そして広がる。
世界の最先端の英知を結集し、議論を深め、その活動による研究成果や知的資源を広く社会に発信・還元していくための、様々な交流活動を実施しています。
さらに産・官・学・住のネットワークとつながり、研究成果が社会に活かされるような事業、社会的な要請やニーズに対応できる事業を積極的に推し進めています。
05創造環境
創造する
ひらめき、癒し、思索と交流を
創造させる「智の伽藍」。
かつて都であった、飛鳥・難波・奈良・京都に囲まれた、京阪奈丘陵の地。
国際高等研究所は、古来日本文化の中心である、このけいはんな学研都市に立地しています。
豊かな自然環境と落ち着いた建物が融合し、日本特有の風土・文化と繊細な感性を活かした静謐な研究環境は、高等研究の場としてふさわしく、研究者たちの英知や発想を創造させます。