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満月の夜開くけいはんな哲学カフェ「ゲーテの会」
「新たな文明」の萌芽、探究を!
第3回 けいはんな市民懇談
「皆が専門家、皆が素人」
「けいはんな学研都市」は、その建設理念に照らし、次代を拓く「新たな文明」の萌芽探求の好適地です。
そこで、2022年度、新たに、<「新たな文明」の萌芽、探求を!>プロジェクトを起こし、
「meta鼎談(哲学×科学×技術)」を、そして「市民懇談(roundtable)」を開催してまいります。
本「市民懇談(round table)」は、科学コミュニケーションの手法に精通されている先生にモデレーターをお願いして、
市民の皆様が主体となって議論する場です。
「けいはんなmeta鼎談」にご登壇いただいた先生にもメンターとしてご参加いただきます。
「市民懇談」には、<「新たな文明」の萌芽、探求を!>プロジェクトにご賛同いただいた
市民(地域住民、学生、立地企業や大学・研究機関にお勤めの方々)をご招待しています。

「生命(いのち)の輝き」を探る

世代を超えて、立場を越えて、分野を超えて、

次代を拓く最先端の議論を、あなたと共に。
混迷を深める現代社会
けいはんな学研都市から「新たな文明」の萌芽、探求を!

日 時
2024年9月28日(土)14:00~17:00
懇談会場
国際高等研究所
(一般参加の方は、オンライン参加となります。)
参加費
無料
定 員
オンライン参加100名
(先着順・定員になり次第締め切り)
締 切
2024年9月25日(水)
参加方法
Peatixからの参加申込のみとなります。事前申込の上、ご参加いただきますようお願いします。
オンライン参加の方には、Zoom Webinarシステムを利用して配信しますので、インターネット環境の整備が前提となります。
お申込者全員に、事前にPeatixからZoomの招待メールをお送りします。
受付時間(13:30~14:00)内に、事前にご連絡するURLからアクセスしてください。
主 催
公益財団法人 国際高等研究所
<「新たな文明」の萌芽、探究を!>プロジェクト事務局
e-mail:goethe0828@iias.or.jp
問合せ先
申込・視聴など、Peatixの利用方法についてご質問などがございましたら、
下記のヘルプページをご確認いただくか、お問合せ窓口にご連絡ください。
Peatix ヘルプページ   https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/home
Peatix お問い合わせ窓口 https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/tickets/new
開催趣旨

 「生命論」をテーマとして、第94回「満月の夜開くけいはんな哲学カフェ「ゲーテの会」」、及び第3回「けいはんなmeta鼎談(宗教哲学×生命科学×文化人類学)」を開催しました。当該の講演、鼎談において論議された内容について、その参加者を中心に、市民と専門家、教師、次代を担う学徒など多様な人々の参加を得て、市民が主体となって学び合う場を設えることとします。この場を通じて、本テーマに関し、市民の方が広くリテラシーを身に付けるきっかけとなることを期待しています。

・第94回「ゲーテの会」 自心の源底」を尋ねて ~空海の生命論への一視点~(2024年5月28日)
・第3回「けいはんなmeta鼎談」 生命(いのち)の輝きを探る」 ~新型コロナウイルスから学ぶ~(2024年7月13日)
モデレーター
加納 圭 先生 加納 圭 先生

滋賀大学教育学系 教授
国際高等研究所 客員研究員


「生命とは何か」は長年に渡って人々を惹きつけてきた問いかと思います。ヒトゲノムが解読され、ゲノム編集技術が多方面で応用されはじめ、RNAワクチンがパンデミック下で実用されるなど、生命科学分野での進歩は著しいです。では「生命とは何か」という問いのこたえに近づいてきたといえるでしょうか。宗教哲学、生命科学、文化人類学など様々な視点からみなさんと考えていきたいと思います。


滋賀大学教育学系教授 国際高等研究所客員研究員 オーストラリア国立大学客員研究員 京都大学大学院生命科学研究科修了、博士(生命科学) 京都大学物質−細胞統合システム拠点(WPI-iCeMS)科学コミュニケーショングループを経て現職。 科学コミュニケーションを専門とし、NHK「考えるカラス〜科学の考え方〜」や「カガクノミカタ」の番組委員も務めた他、「一家に1枚ヒトゲノムマップ」の制作にも携わった。 現在は柿渋を利活用したグリーンイノベーションにも関心がある。

メンター
平野 俊夫 先生 平野 俊夫 先生【生命科学】

大阪大学名誉教授
公益財団法人大阪国際がん治療財団理事長


1972年阪大医学部卒業、米国NIH留学、熊本大学助教授、阪大教授、生命機能研究科長、医学系研究科長・医学部長、第17代阪大総長などを歴任。日本学術会議会員、日本免疫学会会長、総合科学技術会議議員、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構理事長などを歴任。The Sandoz Prize for Immunology、藤原賞、The Crafoord Prize、日本国際賞、Clarivate Citation Laureates 2021 in Physiology or Medicineなどを受賞。紫綬褒章、瑞宝大綬章を受章。インターロイキン6(IL-6)を発見し、作用機序と慢性炎症性疾患との関連性を解明。関節リウマチや重症の新型コロナウイルス感染症治療薬開発の道を開いた。

当日のプログラム(予定)
13:30 ~ 14:00 受付
14:00 ~ 14:15 はじめに(モデレーターの挨拶)
14:15 ~ 14:45 懇談テーマ共同提案・整理
14:45 ~ 16:35 話題提起・意見交換
16:35 ~ 16:50 参加者・メンター感想
16:50 ~ 17:00 おわりに(モデレーターのまとめ)