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第52回 けいはんな「エジソンの会」

開催概要

【延期後開催】人類の飽くなき挑戦~物質から生命を紡ぐ~

講師
  • 瀧ノ上 正浩氏
    東京科学大学 総合研究院 化学生命科学研究所 教授
     自律システム材料学研究センター (兼任)
     生命理工学院/工学院/情報理工学院 (兼任)

    1978年、埼玉県生まれ。東京大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了、博士(理学)。専門は生物物理学。最近の研究テーマは、分子コンピューティング、人工細胞工学、化学的人工知能。京都大学理学研究科博士研究員、東京大学生産技術研究所特任助教を経て、2011年東京工業大学専任講師(PI)、2015年准教授、2022年教授。2024年より現職、東京科学大学情報理工学院教授。同大・自律システム材料学研究センター(ASMat) 教授を兼任。平成29年度 文部科学大臣表彰若手科学者賞受賞。分子ロボティクス研究会会長、「細胞を創る」研究会会長等を歴任。著書に「DNAナノエンジニアリング」。
  • 浜田 省吾氏
    東京科学大学 情報理工学院 テニュアトラック助教
    CBI研究機構 生体分子デザイン研究所 所長
    株式会社ダッシュマテリアルズ CTO

    2011年 東京工業大学博士課程修早期修了。博士(工学)。同年東北大学工学研究科助教。2013年 米コーネル大学カブリナノスケールサイエンス研究所カブリポストドクトラルフェロー、2016年より同大生物環境工学科リサーチアソシエイト、2018年より同大講師(兼任)。2020年 東北大学工学研究科特任講師(研究)、2023年 東京工業大学情報理工学院助教、2024年より現職。CBI研究機構 生体分子デザイン研究所所長、(株)ダッシュマテリアルズ取締役(CTO)兼任。
開催日時 2026年3月26日(木)14:00~18:00
開催場所 公益財団法人国際高等研究所
住所 〒619-0225 京都府木津川市木津川台9丁目3番地
概要  46億年前、宇宙の塵から誕生した地球は、10億年という壮大な時間を経て、生命の誕生という画期的な現象が起こりました。この奇跡のような現象に、人類は古代から魅了され続け、生命の起源とその仕組みに迫ろうと探究を重ねてきました。
 本会合では、生命科学の最前線で世界をリードするお二人の先生方をお迎えし、近年急速に進化を遂げている科学技術とともに、生命の神秘に迫ります。 特に今回は、生命現象を人工的に再現することで新たな可能性を切り拓く「DNAコンピューティング」、そして体内を自律的に巡りながら病気の検知・治療を目指す未来型技術「分子ロボティクス」の世界を取り上げます。
 生命とは何か?その本質に迫る挑戦が、今まさに始まっています。 未知への扉を開く研究成果の数々を通して、これからの科学技術が描く未来を、皆さまと共に語り合いましょう。
配布資料
第52回「けいはんなエジソンの会」チラシ
PDF [271 KB]
共催、後援、協力 【後援】 国立研究開発法人理化学研究所
     公益財団法人関西文化学術研究都市推進機構

タイムテーブル

13:30
受付開始
14:00-15:15
「生命とは何か ~生命システムの探求とDNAコンピューティングの可能性~」瀧ノ上 正浩氏
東京科学大学 総合研究院 化学生命科学研究所 教授
 自律システム材料学研究センター (兼任)
 生命理工学院/工学院/情報理工学院 (兼任)
15:25-16:10
「生きたロボットをつくる挑戦 ~分子ロボティクスの世界~」浜田 省吾氏
東京科学大学 情報理工学院 テニュアトラック助教
CBI研究機構 生体分子デザイン研究所 所長
株式会社ダッシュマテリアルズ CTO
16:15-17:15
インタラクティブ・セッションご登壇者(瀧ノ上 正浩氏、浜田 省吾氏)
上田 修功氏 「エジソンの会」スーパーバイザー

※インタラクティブ・セッションは、参加者からの質問や意見を登壇者と討議する場です。
17:20-18:00
情報交換会
主催者による記録・広報等のため、本イベントの写真撮影・録画・録音、オンライン配信、ソーシャルメディア配信等を行う場合がございますので、予めご了承ください。

当日の様子

3月26日(木)は、テーマを『人類の飽くなき挑戦 ~物質から生命を紡ぐ~』と題して「エジソンの会」第52回会合を開催しました。

今回の会合では、まず生命科学分野で世界を牽引する東京科学大学の瀧ノ上正浩氏より、「生命とは何か ~生命システムの探求とDNAコンピューティングの可能性~」と題したご講演をいただきました。続いて浜田省吾氏より、「生きたロボットをつくる挑戦 ~分子ロボティクスの世界~」と題したご講演をいただきました。

お二人のご講演では、生命システムと非生命の物質システムの違いはどこにあるのか、そして非生命から生命をどのように創り出すことができるのかという根源的な問いに迫りました。そのギャップを埋めることで生命の本質に近づけるという視点のもと、情報科学と物質・生命科学の融合の重要性が示されました。

生命の神秘に挑んできた歴史から最先端技術の動向や最新の成果まで、動画を交えながら分かりやすくご紹介いただき、これらの技術が人類の未来にどのような可能性をもたらすのかを鮮やかに描き出してくださいました。


インタラクティブ・セッションでは、生命システムに関わる技術の進化に驚嘆の声が上がる一方、自己複製や自律性に伴うリスク、悪用の懸念など、生命創出にまつわる倫理的課題にも議論が及び、活発な意見交換と多くの質問が途切れることなく続きました。

「生命とは何か ~生命システムの探求とDNAコンピューティングの可能性~」

瀧ノ上 正浩氏
東京科学大学 総合研究院 化学生命科学研究所 教授
 自律システム材料学研究センター (兼任)
 生命理工学院/工学院/情報理工学院 (兼任)

「生きたロボットをつくる挑戦 ~分子ロボティクスの世界~」

浜田 省吾氏
東京科学大学 情報理工学院 テニュアトラック助教
CBI研究機構 生体分子デザイン研究所 所長
株式会社ダッシュマテリアルズ CTO

  • インタラクティブ・セッションの様子
  • 登壇者の方々
     瀧ノ上正浩氏
     浜田省吾氏
     上田修功氏 「エジソンの会」スーパーバイザー

ご報告)
今回の本会合をもって「エジソンの会」は現名称での開催を終了することとなりました。2016年6月の発足以来、コロナ禍を挟みながらも対面での開催に重きを置き、本日で10年の節目を迎えることができました。これまで114名の講演者を招聘し、延べ1,458機関、2,365名の皆さまにご参加いただきましたこと、心より御礼申し上げます。

昨年10月に新しい所長・副所長が就任しました。新体制のもと2026年度より名称も新たに再スタートする予定です。これまでのご支援に深く感謝申し上げるとともに、今後とも変わらぬご協力をお願い申し上げます。

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