自主研究
持続可能でレジリエントな社会実現に向けた
学際共創の方法の開発と実践研究
- 研究代表者:有本 建男
- 国際高等研究所チーフリサーチフェロー、科学技術振興機構参与
政策研究大学院大学客員教授、ISC(国際学術会議)フェロー
人類は生存の危機、学問・科学技術の危機に直面している。特に日本の分断状況は著しい。高等研発足の理念「何を研究するかを研究する」に立ち戻り、問いの探求、解決の方法について多様なステークホルダーが、分野、組織、ジェンダー、世代、国の境界を変えてボトムアップで自由に議論し、新しい学問・科学・技術の方向を探索する場を共創的醸成・拡大。内外の個人・集団を結ぶネットワークを形成・維持・拡大していく。
参加研究者リスト2024.04.01現在
有本 建男 | 国際高等研究所チーフリサーチフェロー、科学技術振興機構参与 政策研究大学院大学客員教授、ISC(国際学術会議)フェロー |
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宮野 公樹 | (研究副代表・実行責任者)国際高等研究所客員研究員 京都大学学際融合教育研究推進センター准教授 |
上野 ふき | 名古屋大学院情報学研究科社会情報学専攻情報哲学研究員 |
呉 玲奈 | 株式会社ユニオン・エー 編集者 |
中山 俊秀 | 東京外国語大学副学長、同大アジア・アフリカ言語文化研究所教授 同大学際研究共創センター長 |
矢代 真也 | 合同会社SYYS代表、編集者 |
渡辺 彩加 | 国際高等研究所特任研究員、京都大学学際融合教育研究推進センター技術補佐員、京都大学東南アジア地域研究研究所連携研究員 |
■ 研究目的・方法
分野、組織、世代、大学の境界を越えて、研究テーマそのものを深掘りする全国規模の研究ポスター発表大会を実施する。全国を9地区に分け、各地区における幹事校を拠点に、その地区の研究者からなる100人規模の大会とする。
単に多様な学術分野が集まった発表ではなく、越境の工夫や、本音で対話できる仕組みを導入することで、そもそも自分の研究とは何なのかを深く問う場となることをねらう。共同研究の創出による研究テーマや内容の進展のみならず、研究者個々人の研究精神の深化にもつなげ、さらにそれを全国規模で展開することで、我が国の学術界の基盤と文化の醸成を目指す。
今後の計画・期待される効果
TBA
活動報告
アニュアルレポート |
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