第2回
墨の流れの不思議と芸術
―現代流体力学と水墨画―
- 日 時
- 2026年10月10日(土)14:00 〜 18:00
(受付開始:13:30~) - 会 場
- 国際高等研究所レクチャーホール 京都府木津川市木津川台9-3
アクセス - 参加費
- 無料
- 定 員
- 100名 (先着順)
- 主 催
- 公益財団法人 国際高等研究所
- お問合せ先
- いい明日・フォレスト・サロン事務局
TEL:0774-73-4001 e-mail:salon@iias.or.jp
- 【お願い】前回の駐車場混雑に伴い、安全確保のため今回より駐車場はご利用いただけません。会場へは公共交通機関をご利用ください。
- 概要
-
流体力学研究者の石本健太氏と日本画家の川嶋渉氏が、科学と芸術の枠をこえて「流れ」をテーマに語り合う講演会です。自然界の渦や波が見せるダイナミックな動きと、筆墨が描きだす表現の美しさが重なり合い、動く自然と描く自然がどのようにつながるのかを紹介します。異なる視点が交差することで新しい発想や気づきが生まれる時間の共有をめざしています
- 13:30
- 開場
- 14:00 ~
-
講演Ⅰ
面白くて眠れなくなる流体力学
-流れの科学でみる世界-
石本 健太
京都大学 大学院理学研究科 数学・数理解析専攻 教授
講師略歴はこちら
川の流れや雲の動きなど、水や空気のように流れる物体の運動を扱う科学が流体力学です。スプーンでかき混ぜたコーヒーカップの中にある渦、蛇口から滴る水滴や、シャンパングラスの中の泡。日常のあらゆる場面に流れの現象は潜んでいますが、そんな刻一刻と形を変える捉えどころのない「流れ」を、流体力学者は一体どのように見ているのでしょうか?普段から目にしているにも関わらず、意識してみないと見えてこない流体の世界をご紹介したいと思います。
- 15:10 ~
-
講演Ⅱ
新しい水墨画への挑戦
-日本画の伝統技法と素材の研究を通して-
川嶋 渉
京都市立芸術大学 理事・副学長・美術学部美術研究科 教授
講師略歴はこちら
日本画のルーツに基づく思考から、墨と紙を媒体に創作活動をしています。墨の粒子で波を生み、うごめきの一瞬を紙に留める作業を繰り返し、描いていきます。墨液が乾けば粒子の動きは止まりますが、画面に現れた波の様相は更なる動きや広がりを予感させ、エネルギーと予測不可能な未来性を生じます。何を観て、何を感じ取ればいいのか。そこから何が生まれるのか。芸術を通した思考の深まりを楽しんで頂けますと幸いです。
- 16:15 ~
-
クロストーク
登壇者と参加者が自由に意見を交わし、多角的な視点から「深い気づき」を引き出す対話セッションです。
モデレーター 山田 道夫
国際高等研究所 副所長 自主研究「横断数理科学の新規開拓」研究代表者
モデレーター 赤松 玉女
国際高等研究所 副所長 自主研究「文化芸術と科学の対話の構築」研究代表者
- 17:20 ~
-
茶話会
美しい建築と豊かな緑に囲まれた空間で、登壇者と参加者が垣根を越えて、
気軽に質問や意見交換を楽しめます。
【特別企画】茶室「雅松庵」特別公開&川嶋渉氏 日本画作品展示
- 見学時間
一部
12:00 ~ 13:45
二部
17:15 ~ 18:30 -
茶室「雅松庵」にて川嶋渉氏の作品を展示しております。ぜひこの機会に足をお運びいただき、特別な空間とアートの融合をお楽しみください。




